エンドレス 

昨年の今頃はSuperflyの曲にはまっていると書いた。
今年は、木村カエラさんの「Butterfly」にはまっている。

見事に某FM局の宣伝に乗せられているみたいだ。

でも「Butterfly」はとてもかわいい曲だなぁと思うので良しとしよう。

以前、ある本を読んだ時、幼稚園の先生が園児に
「なぜ花嫁さん、花婿さんと言うか知っている?」と問い、
それはね、「お嫁さんもお婿さんのお花のように綺麗になるからだと思うの」
みたいに答えていた。

「Butterfly]を聴いたらそれを思い出した。

その作家さんも今は他界してしまって、物語の続きが読めなくなったのが残念。



若き日の恋愛は誰にも桃源郷で、終わらない長編小説になることを望む。
しかし、望めば望む程物語は強引に展開して行き、短編小説になってしまう。

「起承転結」の転と結が急ぎ足で進んでしまう。
承であり続けたいのに、
自らが、お互いが主人公は自分だと主張してしまうんだね。

主人公の視野が狭くなれば物語は終わりに向かい、
完結する。


と、思っていた。

が、
物語は一話だけでは終わらず、
主人公は必ず成長していて、
あの日、あの場所がどこかに続いているのだね。

見えない物語が、見えない所でつなぎとめられ、
見えないインクで書き綴られている。

ページを巻き戻すことは出来ないけど、
次のページには必ず<あの日、あの場所が少し遠くなったんだね。>と書いてある。

あの日、あの場所、あの場面がどこかの承になっているのだと思う。


「愛を読む人」を観てきました。
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# by oikaze_golden | 2009-07-02 01:04

メニューになくても。

なぜ、たいていのスーパーでメインの入り口近くに並べてある品物は、野菜や果物なのか?
なぜ、コンサート会場で「あんないい席」なのに来ない奴がいるのか?
なぜ、一杯のつもりが・・・

???ですよね。


酒場のカウンターの会話というのは、多少の代名詞が必要だと思っている。

「白」「黒」というのは大げさだが、
答えが曖昧ののままでもいいと思っている。

言うなれば「灰色」。


そのプチ健忘症がある意味心地よい酔いを誘ったり、
あらぬ方向に会話を弾ませるのである。


「え~」
「違うよぅ~」が
その発言をした人への興味の言葉だったりするわけである。


「灰色」は「まさか」と一緒。


この時代、店にP.C.があったり、携帯で何でも代名詞がすぐに解決してしまう。

なんかちょっと酒場がつまらなくなりつつある。


次に行くまでの優越感、
待っている間の優越感。


箸やホークでつつくものだけが酒場のつまみではない。
ちょっとした謎解きという優越感だって立派なつまみなのである。
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# by oikaze_golden | 2009-06-23 02:17

耳鳴りキーンっ!

日曜日、高橋研Bandが出演した対バンライヴを観た。

ステージ上ではしゃぐ大人が心地よい。
学園祭みたいなライヴだった。


今回、ある名曲を弾き語りではなく、バンドバージョンで唄った。

初めて聴いた。

いつもは未来と過去の中間にいる今を感じたが、
今回は応援歌のように聴こえた。

きっと届くことだろう。



夜空に輝く無数の星のように、
人の心に輝く夜も無数にある。

流れ星が行き着く場所があるように、
想いの行き着く場所もある。

「また今度会った時は 昔話はよすね」
名曲の一節。

昔話が出来る夜が、
辿り着く心の場所が、

あることを望む。
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# by oikaze_golden | 2009-05-26 02:04

戻っていくのか

今の時期限定なのだろうが、目白駅の改札を出たときの匂いがいい。

青臭いような、小さな神社に居るような、田舎の土手に居るような
そんな匂いがする。

そんなに自然が多いとは思わないので、きっと駅に隣接している学校の緑が立派なのだろう。


目白駅は19才の頃、そして21才の頃によく行った駅である。
楽しい想い出も
しんどい想い出も
辛い想い出も
痛い想い出も
色々複雑な気分になる駅なのである。

はずだったが・・・・・

一番に感じたのは、匂いだった。

なぜだろう?
15年以上前のことはずっと遠い日になってしまったのか。

今までは母の実家に行ったり、
日帰りなどで東北の街に行ったりして、
それなりに身体の中の自然のタンクが満たされていたのかもしれない。

ここずっと毎日急ぎ足でバタバタと送っていたので、タンクを確認する余裕が
なかったのだろう。


感じることは、欲しているということ。

色々なタンクには蓄えが必要で、
使い果たす前に気づかなければならない。

いや使い果たしてもいい。
使い果たしたことに気づいていれば。


橘の花・実の香りは、昔の事や人を想わせるという。
嗅覚からくる想い出は突然に甦る。

街角で感じたことのある香水とすれ違うと、
つい振り向いてしまうことも、しばしば。

橘の香りは永遠に続くのか、
それとも慣れる日がくるのだろうか。

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写真は桃のブランデー(オー・ドォ・ヴィー)
オー・ドォ・ヴィーにしては甘口であるが、
決してべたつく甘さではないので心地よい。
高揚感をかき立てるエロい味かも。

始まりつつあるエンドレスサマーナイトには最適ですよ。
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# by oikaze_golden | 2009-05-19 01:44

よりも

「顧客」よりも「常連」でいたい。

好きなお店を顧みて心の片隅に置いておくよりも、
足を出来るだけ運んで美味しい物を頂き、
やらしい言い方だが少額でも協力したい。


マスターやママさんの
笑顔を見に行こう。
話し相手になってあげよう。
老いていく姿を確認しよう。


スマートよりもどろくさく、
言葉よりも足を、
いや、言葉と共に足を、

心よりも足を、
いや、心と共に足を


「守る」と「発展」は同意語だから。


用事があり近くまで行ったので、一年ぶりくらいにあるお店に伺って、
楽しませていただいた。

変わらないマスターとママさんが嬉しい。

待っていてくれるから
感謝しよう、
安心させよう、
待たせないようにしたい。
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# by oikaze_golden | 2009-05-10 02:33